１００億円の大切手

２００３年１０月５日（日）

＊夕方父のもとに寄って、夕食を食べさせてからトランプをしました。ここ３日ほど私が風邪気味のため、うつすと大変なのでやっていませんでした。頭の体操 なのであまり間をあけない方がいいと思い、風邪も治ったし、ということでやったわけです。いつも１００円かけてやります。父の昔からの習慣。本気になれる からということなのでしょうか。
　さて父に小銭がなく、そういうときいつもするように、メモ用紙に鉛筆で「小切手　一金１００円也」と書いて名前を署名してもらおうと思ったのですが、当 たり前ではつまらないので、「小切手」の代わりに、いつか書いてみたいと思っていた「大切手」としるしました。すると何だか１００円じゃ変。そこで 「１００億円」と書きました。そして父に署名を求めると、すらすら名前を書いてしまう。

私：お父さん！これ見てください！　（と１００億円の文字を指差す）

父：……。

（何も変化ないので）

私：ほら！　１００億円って書いてあるでしょう！

父：（よく分らないけど笑っておこうという感じで）ハハハ…。

う〜む。年寄りから大金を詐取するのは簡単だ…。今日のトランプは私が勝ったので、私の財布に父発行の１００億円小切手…いや大切手が入っています。


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