電子レンジの電波の強さを測る

２００４年

１０月１６日（土）

＊涼しすぎ。父のところのエアコン、ここ数日つけていませんでしたが、今日から暖房にしてつけました。ちょうど切り替わる季節ですね。もっとも台風２３号 がまた日本を狙っていて夏は終わってない感じですが。

　長女が１年間のアパート生活から３月にこちらに戻ってきたとき、家財道具が増えました。電子レンジもそのひとつ。我が家にはなく、娘のところにあったわ けです。その電子レンジの電波の強さがどのくらいなのか、気になっていました。で、昨日簡易測定器「探吉くん」で測定。１ｍ２０ｃｍくらいでレベル３の最 高値。驚いたことに、固定電話で子機を使った場合の親機から発する電波の方がずっと強い。その場合、３ｍくらいまでレベル３が出ます。お話中の子機の場 合、１ｍ半くらい。
　つまり、固定電話の子機を耳につけて電話しているのは、電子レンジの中に頭を入れているに等しいと判明。長電話は非常にやばい。なおケータイの場合が気 になるところですが、以前計測したとき、メール送信中のケータイの電波は、子機に電波を飛ばす固定電話の親機に比べたら、ずっと少ないでした。そのうち電 話中の状態で、もう一度計測してみようと思っています。

参考 ファイル

１１月７日（日）

＊電話中のケータイの電磁波の強さを探吉くんで計測しました。その結果：

発信側のケータイは３０センチまでレベル３で警報がなる。受信側のケータイは２０センチまでレベル３。両方ともドコモです。

結論：固定電話の親機から子機へ飛ばす電磁波に比べると、かなり弱い。というか、固定電話の場合が、強力すぎるといえる。

これまでの測定結果を、電波の強い順に並べてみます。（電波の強さは、レベル３が一番強く、２，１となるほどに弱まります）。

�@固定電話の親機から子機へ電波を飛ばしている場合、親機は：約３ｍまでレベル３
�A子機は：約１ｍ半までレベル３
�B電子レンジ：約１ｍ〜１ｍ２０までレベル３。（強さをいろいろ変えてみて）
�C電話中のケータイ発信側：３０ｃｍまでレベル３
�D電話中のケータイ受信側：２０ｃｍまでレベル３
�Eケータイをネットに接続する２秒間くらいだけ：１５ｃｍまでレベル３
�F使用中テレビ画面に密着でレベル２〜３、１０ｃｍまでレベル１
�Gパソコン画面、ブラウン管タイプで密着してレベル２〜３でしたが、液晶画面のディスプレイは密着しても反応なし。
�F何もしていないケータイ（スイッチは入っている）：反応なし。

　ただ、数年前、学生が教壇前を通ったとき、バッグに入っていたケータイの電波を、教壇上のラジオ付きカセットコーダがキャッチして、ザザザと鳴ったこと が あります。条件次第で電波が強く出るときがあるのか、それとも以前のケータイはそんなことがあったけど今のは改良されていて、もうないのか。調べてみない と分からない。
　ポケットにケータイを入れている男子は生殖能力が落ちる可能性があるという実験結果も あるので、微弱でも長時間密着していると大きな影響が考えられます。ケータイをベッドで使ったまま寝込み、体の下になっていたりするのもヤバイ。