後輩にメチャ速いのがいる
２００１年５月１５日（火）
＊私は中学・高校は都内の６年一貫教育の男子校に通いました。受験校のため、成績が良いものだけが評価される雰囲気の中で、中学１年２学期から陸上部に入って、短距離を専門に練習しました。１００・２００メートルです。高校に入ってから砲丸投げもやりました。１００メートルは中学１年で１３秒０。小学６年の時は１５秒２でしたから、ぐんと伸びました。もっとも、小学校のときは舗装道路を運動靴で走り（運動場が狭くて、直線１００メートルがとれなかった）、中学１年の時は、スパイクを履いてグラウンドを走ったという条件の違いはありますが。
１年に１秒縮めていけば、すぐ１０秒台だ!とか冗談言っていましたが､中学３年で１２秒３に達したあとは、あまり伸びず、高２で１２秒１。ついに１１秒台に達しませんでした。先輩に１１秒５，６で走る人が２人いましたが、走り方が全然違って、風を切って走る感じでした。１０秒台の走りはまた全然次元が違うわけです。昨日、たまたまその出身校のＨＰを覗きました。あまりいい思い出はないのですが、「学校の歴史」をクリックして、ああ、卒業後、あの先生が校長になったのかぁ、ああ、そうだったのかなどと、懐かしい気持ちもしました。「校歌」の歌詞を見たら、大体歌えました。まだ記憶力がある中学１年の頃、叩き込まれましたから。音声もあったので、ダウンロードして聞いたら、ああ、これこれという感じ。灰色の６年間でいい思い出がなかった割りには、案外懐かしがっている自分が不思議でした。過去の記憶の醸し出す魔法なんでしょう。「部活」のところをクリックして、「陸上部」を見てびっくり。なんと２０００年度に高校３年で１００メートル１０秒８で走ったヤツがいる。同じ生徒が１９９９年度に高校２年で２００メートル、２２秒３で走っている。これは私の感覚で行くと、むちゃくちゃ早い。この彼が体育祭のリレーでアンカー（２００メートル）を走ったら、５０メートル前を走る者も抜かれるかもしれない。並みより少し早い程度のリレーの選手とは、けた違いに早いのです。なんでこんな早いのが受験校にいるんだ？
この記録だったら、県大会の決勝に進めるかも。もっとも高校記録は１０秒２台だったと思うから、またけたが違います。