韓国旅行
２００５年
７月１９日（火）
＊明日は朝５時に家を出ますのでコラムの更新はできないかもしれません。韓国行きは末娘の希望を実現させる形で決まりました。もともと父のことがあるの
で旅行は３泊４日くらいが限度。ですから旅行先は近場となる。海外ならグアムとか。家内は最初、その線も考えていたようですが、それだと他に参加者はいな
い。
末娘も参加させるとしたら韓国だということで決まりました。私としては言葉が通じない国は初めて。親はまあ娘のために多少の不便は我慢しようという考えで
す。
ケータイは、ＦＯＭＡのＮ９００ｉＧなら海外で使えますが私のは同じＦＯＭＡでもＦ７００iで、だめ。レンタルしても韓国はソウルしか使えない。という
わけで今回はケータイで掲示板に書き込んだりすることなどはしません。デジカメは撮りますが。帰りは２３日（土）夕方です。それまで、このコラムもお休み
します。
明日の朝、何も書き込んでなければ、次は２３日夜の書き込みとなります。
７月２０日（水）
＊今午前４時半です。家内の腰痛は微妙。本人は成田で判断するという。娘とふたり旅になるか？成田で時間がありますから、掲示板に書き込むと思います。
掲示板書き込み
57. 行ってきま〜す グッチ 2005/07/20
(水) 04:26
まだ家です。ありがとう！行ってきます。娘もちゃんと起きました。
58. あせった グッチ 2005/07/20
(水) 06:34
新宿駅から成田エクスプレス一号に乗ろうとホームに降りて全席指定と気付く。発車まであと７分。乗れなかったら飛行機もヤバイ。
往復600メートルほどをダッシュして指定券をゲット。あぶなかった。あと空港についてから家内が取り止めるかどうかの決断がある。あいかわらず、綱渡り
です。
59. えーい グッチ 2005/07/20
(水) 07:57
家内も行くことに決定。大丈夫そう
60. ゲート前で グッチ 2005/07/20
(水) 08:49
行ってきますー！韓国語少し覚えるか…
61. いまそうるです ｸﾞｯﾁ 2005/07/22
(金) 15:23
いまそうるのきっさてんにいます。かんじへんかんができない。かないのこしもじゅんちょうによくなっています。ちんどうちゅうを
やっています。ほうこくはあすかえってからしますが。
７月２３日（土）
＊成田空港に午後０時３７分着。午後３時半に帰宅。荷物の整理を済ませたころの同４時３５分、強い地震。かなり大きな横揺れ。末娘に「安全な場所にいろ
よ！」と声をかけたほど。「玄関にいるよ」と答える娘。出かける寸前でした。
地震は東京足立区で震度５強。私たちのところは震度３か４。震源は千葉県北西部。深さ約９０ｋｍ、マグニチュード６．０。４時５０分くらいまで成田空港
の滑
走路も閉鎖。早めの飛行機で良かった。閉鎖はとけても、そのあと東京の鉄道が全面マヒ状態に陥ったからです。ＪＲ中央線、山手線、総武線、横須賀線、営団
地下
鉄全線などなどが長時間ストップ。千葉県ももちろん鉄道は全面ストップ。鉄塔が倒れたり、ブロック塀が倒れたりしています。
さて、韓国はいろいろ経験できました。行った場所は、韓国の南の島、済州島とソウル。詳しくは明日報告し
ます。ひとつだけ映像を載せます。
済州島の守り神（男
性は韓国人男性）
７月２４日（日）
＊韓国旅行記（パック旅行です）
この旅行中のハイライトをいくつか紹介します。
ハイライト１ − 出発日の２０日、飛行機に乗るため空港内の韓国便のゲートに行くと、そこで先日引越しパーティーをした友人のドイツ人男性にばったり会
う。
彼は他の乗客と並んで、長いすに横一列に座っていました。最初は似た人だなぁ、でもヨーロッパ系の外国人はみな同じに見えてしまうということかもしれない
と思いつつ、そのままゲートの方へ向い、雑誌に目を落としている彼の前を通りすぎようとしました。と、そのとき彼が雑誌をめくるために手を動かしました。
そのしぐさは見慣れた彼のものでした。ここで本人と確信。彼の前に立つと、彼は顔を上げて驚いた表情になる。先日の占いの話になりました。
さっきまで私の前を歩いていた家内と娘の姿はなくなって
いました。家族は？と彼が聞くので、ちょっと待ってといって探しに行く。いない。「行方不明か？」と言うので、「消えた」と私。彼は勤め先の姉妹校を訪問
するためドイツへ行くのだけど、韓国経由にしたのだという。便は彼が一本早い。
そのうち娘がいずこからか現れ、あいさつをしました。家内があいさつをしないのは失礼と思い、娘に呼びにいかせました。引越し
パーティーに家内も一緒に招待されていたけど、行けなかった。笑顔であいさつする家内。またパーティーをするとき、どうぞいらしてくださいと彼。私は彼と
は十年来の付き合いですが、なかなか家内と彼は対面できませんでした。それが、ひょんな偶然の神のはからいで実現してしまった。あの人、日本語がすご
く上手だねと娘。
ハイライト２ − 潜水艦で水深３９メートルまで潜り、魚を見る。
これも済州島の観光。潜水艦といっても、観光用です。まあ、日本でも潜水艦でなくて、船の船底から見たということはありました。海底の珊瑚や魚たちは、
まあ、きれいでしたが、桟橋から船で沖に出て、待っているはしけで潜水艦に乗り換えるとき、波が高くて揺れて危険な感じだったのが、初めての経験でした。
そのＨＰ
ハイライト３ − 大汗をかきながら、海鮮鍋料理を食べる。
１９９７年に貴乃花も来たと言う店で、なんと夏に鍋料理。クーラーも効かないくらい暑い。私は昔実家でときどき、このような無茶なことを経験しているの
で、平気でしたが、同行している２組の夫婦や、娘は悲鳴を上げていました。私も背中を滝の汗が流れるのは分かりましたが、覚悟の上というつもりで、蟹やえ
び、ハマグリやあわびが入った鍋をかき回しました。ガイドさんに聞くと、韓国ではスタミナ料理として、ふつうに夏に鍋を食べるという。
ハイライト４ −ソウルで非言語お笑い劇団 ＮANTAを見る。
厨房が舞台ですが、４人のコックが所狭しと暴れまわる。神業のような包丁さばきの他、ダンス、太鼓、武術、手品、あらゆることを続けて披露し、観客を笑
わせる。言葉を使わないで状況で分かるように演じるので、観客の日本人、中国人らの外国人にも理解できる。舞台の役者と観客席の間でもやりとりがあり、合
図にあわせて観客も手拍子をとったり叫んだりする。舞台に呼ばれて参加もする。ぞんぶん笑い、叫び、観劇後はすっきりする感じ。米国など世界中に進出し
て、好評を博しているというのも分かる。家内も、ばか笑いしてました。私も。
ガイドさんに導かれ、守られ、日本語が通じる店を回り、日本語を話す従業員ばかりのホテルに泊まり、ＮＨＫニュースをテレビで見れました。外国恐怖症の
家内も、もう一度行こうかなとつぶやくほど、外国の感じがしませんでした。もちろん、老人たちが集まる公園を通るときは、日本人であることを意識しました
し、常に日韓関係を考えながら旅したつもりですが、現地の人と直接触れることのないこのパック旅行は、まあ作られた旅だなという感はあります。ソウルの屋
台で食事したくらいですね、ちょっと現地と触れたのは。
最終日の２３日昼過ぎ、成田空港に降り立ちました。そしてＪＲの成田エクスプレスの自動切符売り場の窓口で指定席を取ろうとして、セロテープで貼ってあ
る５千円札がはじかれ、家族を探してうろついていたときのこと。リュックを背負った男が構内をうろうろしているのを怪しんだ警戒中の警官が私の方に向って
歩み寄ろうとしたのと、私が娘を発見したのが同時。娘に近づいて５千円札ないかと声をかけると、警官は追跡をあきらめました。私は、爆弾リュック男
か？！
旅行中のエピソードはまだ少しあります。それはまた明日。
７月２５日（月）
＊儒教の国、韓国では年配者、先祖を敬う。土葬が中心で、お墓も１人分６坪使う。それに比べ、生きている人の住居の一人あての面積は４．５坪だという。人
は毎日亡くなっていく。お墓は広がる。今では国土の１％がお墓だそうだ。それで政府は火葬の勧めなど対策に追われている。（済州島のガイドさんの話）
＊韓国旅行の写真を載せます。
済州島で
植物園で、
「咆哮」と題する枯れ木が展示
韓
国にもあった「お化け坂」。この下りが上りに見える。
溶岩が鍾乳洞に
なったところ。入り口の穴の下から上を仰ぐ。
博物館で石
の模様がウサギと人参になっている。ホントかいな。
はすの花１
はすの花２
潜
水艦に乗る
ソウルで
日本のコンビニ
が進出。ほかに Family Mart もあった。
カップル
が歩くと別れるという怖い道
ビヤホールの宣伝
日本語が氾濫。でも…