暑いときは水風呂をイメージしよう

２００２年８月３１日

＊暑い…。少年時代、夏に水風呂に入ったことを思い出します。
　夏にも風呂をたいていましたが、ふつう、つからずに浴びるだけでした。水は風呂場に隣接した井戸から風呂桶に汲んで入れる。たまにですが、あまりに暑い時、水のまま、つかることがありました。井戸水ですから、年間を通して１５度。これは理科の宿題で計ったので、よく覚えている。冬は温かく、夏は冷たい。１５度の水というと、夏には、むちゃくちゃ冷たく感じる。この冷水の中に、ひ〜っとか言いながら、足を差し入れ、ううううぅぅぅぅと身を沈めていく。しばらくすると冷たさに慣れる。３０度以上の外気とは無縁の冷水世界にひたる。でも、風呂桶から出た後が大変でした。体が、一気にカ〜ッと熱くなってくるのです。そして、外気の暑さは、前にもまして耐えがたくなる。水風呂なんかに入るんじゃなかったと後悔する。数年に一回くらいの経験でしたが、強烈な記憶となって残っています。

　水風呂の中に身を沈めるところだけを想像すると、今の暑さも、すこししのげるような気がします。川遊びをした方は、似たような思い出があるでしょうね。


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