イスラムの占い


2003年10月13日(月・体育の日)

*今朝の毎日新聞に興味深い記事がありました。「地球最前線」の欄で、執筆者である記者(藤原章生)がイラク・バグダッドの占いを試したら、前職まで当て られてしまったというものです。

「イスラム教シーア派の聖霊の力を借りて未来を占うウム・サイフさん(42)に(女性らが)、身内の縁談うや浮気、子供の将来などを相談する。1回500 ディナール(約20円)。相談者とその母親の名を書いた紙を小窓から渡すと、その日の午後、達筆の文書が返ってくる。半信半疑で試してみると、紙には主に 予言が書いてあった。だが記者の現職、前の職業、子供の数など具体的なことまで記され、すべて当たっていた。会見を申し込んだが「私の光(霊)が男に会う のを許さない」と断られた。」

 新聞で占いが当たったという記事が載るのは珍しいというか、ふつうはそういうエピソードがあっても、載りません。バグダッドの雰囲気を伝える記事の流れ に入っていたので削除されずに済んだのでしょう。


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