１１月が危ない？


２００５年１０月２４日

＊昨日のフジテレビ「スタメン」で「地震は予測できる…異端研究者の挑戦」とあったのでビデオにとっておいたのを今朝見ました。やはり串田氏。初めて紹介 するって感じでしたが、フジテレビでも２００３年９月２３日に「とくだね」に登場していますね（テレビ朝日はもうとり上げないかも）。昨日の番組では、彼 が１０月２０日の千葉沖Ｍ６．２の地震を当てていると紹介。画面でＦＡＸ通信を見せる。でも、これくらいはこれまでも当てているなという印象。
　大事なことは彼がＨＰを閉鎖したのに、またマスコミに登場したのは、理由があるらしいということです。番組の中でさらっとですが、今気になっているデー タがあると言って、激しい波動を描いたグラフを見せました。そして今月中には、これについて公表するかどうか決断しないといけないという。番組は、これか らも彼をとり上げていくというふうに言って、このコーナーを終えました。
　最近関東地方で地震が続いています。東海地震は、ひずみ計がちょくちょく反応しだしていて、第一段階の警報寸前です。そこまで分かっていても、いつ起こ るかは分からない。そういう中で、串田氏のデータは貴重な情報源です。彼は前回の騒動で、いったんＨＰを閉じましたが、阪神・淡路大地震の兆候をキャッチ していながら、警鐘を鳴らせずに多くの犠牲者を出したことを後悔したことから始めた観測です。危険があるかもしれない状況では、伝えずにはいれなくなるの でしょう。彼がキャッチしているものは、ほぼ確実に地震と直結していると思う。ただ、前から言っていることですが、規模・場所・時期の三要素が分からない と、対応しようがない。
　今月中に公表するかどうか決断しないといけないということは、１１月中が危ないのかもしれません。ただ、彼がまだ情報を出していない段階では、むやみに 推 測することは止めた方がいいでしょう。

＊２００５年１１月か…。溝上氏が１２月が要注意というようなものの言い方をしてたっけと思い出しました。

関 連ファイル

　なお串田氏のデータを公表するサイトはまだ閉じたままです。今回の 件をＨＰで公表するかどうかは分かり分かりませんが、私は今後毎日チェックするつもりです。とりあえずは来週の「スタメン」で再度とりあげるかどうかで す。来週は１０月３０日。ということは、１０月中にテレビで公表するなら来週しかない。


１０月３１日

＊アサヒ・コムから

１０月３１日午前２時３２分ごろ、茨城県南部を震源とする地震があり、茨城県筑西市、栃木県佐野市、群馬県大泉町、埼玉県騎西町で震度３を観測した。震源 の深さは約５０キロ、地震の規模はマグニチュード４．３と推定される。

以上引用

　どかっとキツイ横ゆれ一発でした。「来たぞ！」。でも、それっきりあとが続かない。変な地震…というのが感想。また寝ましたが。
昨日の「スタメン」ではブログ主婦特集はあったけど、串田氏は登場せず。先週の「スタメン」で彼は、予兆をつかんでいる地震について、今月中に公表するか どうか決めないといけないと言っていました。今日がその月末ですが、彼のＨＰも まだ閉鎖されたままです。
たとえ公表されても、彼の予想は暫定的なもので、受け手のこちらが、その数値を解釈する必要があります。ある意味、振り回されることになる。でも、それは 承知で、公表を望むわけですから、予想のある程度のゆらぎは覚悟しないといけないですね。情報なしに比べれば、ずっといいのですから。
心配されるのは、切迫している東海大地震と、いつ起こってもおかしくない東京湾北部直下型地震です。東海大地震は歪計が、１２月にまた動くかどうかがポイ ント。今のところ６ヶ月おきにひずみが起こっていて、前回の６月は第一段階の警報一歩手前までいった。プレートの前兆すべりが始まりそうなのです。　

１１月１４日

＊１１月も半ばになりました。串田氏のサイトは相変わらず閉鎖されたまま。またテレビなどで、彼がキャッチしている地震の規模や場所、時期などについての 発言もありません。彼は１０月末までに、公表するかどうか決めないといけないと言っていましたが、そうすると１１月が危ないのかとも思う。会員になって彼 のＦＡＸ通信を受けている人たちはその後の経過がわかっているはず。でも、データは口外しないのが会員となる条件。未確定の情報でいたずらに社会不安を呼 ばないようにするための措置です。私は会員にはなっていません。彼が公表しないのは、データの解釈がまだ揺らいでいるからだと思います。東海大地震の歪計 の変化も心配です。１２月に変化が起こるだろうか。
　書店の地震関連コーナーには、帰宅難民の本や、都内危険度マップなどがいくつも並んでいます。ためしに音大のある区を見たら、大学の周囲はかなり燃えそ う。大地震が起こったら、なるべく早く避難した方がよさそうです。

１２月１日

　さて、１２月になりました。今月、地震が来なければいいのですが。あの姉歯建築士の設計偽造が早めに分かって良かったです。あのまま地震を迎えたら、彼 の設計したマンションやホテルが、数多く倒壊し、数万人が命の危険にさらされたかもしれません。もっとも、営業を止めたホテルは別として、まだ住民の移転 ができていないマンションでは依然危険は続いていますが。

１２月２１日（水）

＊今日は溜まった新聞切抜きをせっせとやっています。１０月中旬から溜まっていました。３紙あるので、かなりの分量。政治関係の切り抜きでは、小泉の大ア ホめ！とかつぶやきながら切っている。国民の側に理念のかけらも見えなくなった現状では、展望は見えない。今夕の朝日新聞で加藤周一が、この終末的な状況 の行く末を予言していますが、同感してしまう。以下、「夕陽妄語」の末尾を引用します。今年２００５年はどのように振り返られるかという話です。

　５００年後はどうか。２００５年の日本でおこったどんな事件も人物も思い出されないだろう。このまま進めば核不拡散条約の極端な不平等体制は崩れる。核 武装野放し状態の出現は時間の問題で、おそらく１００年とはかかるまい。それでも核戦争なしでさらに１００年が過ぎるとしよう。その間に有効な世界政府は できないだろうから、いつか遂に第三次世界大戦がおこる。多くの愛国者はナショナリストとなり、多くのナショナリストは「ならず者」となり、神も仏も現れ ず、放射能エントロピーは増大し、地球上には平等に廃墟と焼け野原が拡がる。
　５００年後の世界に日本国や日本語は消滅しているから、もう誰も思い出さないだろう。ただ考古学者だけが、昔の日本列島に在った国の遺跡を発掘し、小さ な石碑の破片に刻まれた文字を判読するかもしれない。その文字は「かくとだに」と読め「さしも知らじな燃ゆる野原を」と読める……。

引用おわり

　５００年後、人類が滅亡していれば、石碑のかけらは、むなしく焼け野原にちらばるばかりで、人影は見当たらない。絶対の沈黙が支配していることだろう。

　その前に東京が直下型大地震で焼け野原となる公算が強い。今日も日本テレビのニュースプラス１で、明日東京直下型大地震が起こってもおかしくないと言っ て、そのシミュレーションをやっていました。再び溝上氏が登場し、この大地震は必ず起こります。そういう仕組みになっている。これは宿命なんですと強調し ていました。地震学の権威が言うことばですから、重い。
　東海大地震の前兆観測では、前兆すべりに移行するかしれない予兆が既に歪計で捉えられていますが、その歪計の次の変化は、この１２月に起こるかもしれな いと警鐘を鳴らしていたのも溝上氏でしたっけ。

関連ファイル