反重力装置が完成している？
２００２年１月６日（日）
＊さて簡単に報告。
Info3正月号のメインの記事「あるタブーの終焉 − 革命的反重力テクノロジーは、著名な専門家たちの見解によれば、既に実用化されている」
記事は編集スタッフのアムノン・ロィヴェニ−が、ニック・クックの『ゼロ・ポイント』（NickCook:“The Hunt for Zero point,” Random House，Edition Century,London, september2001)の内容を紹介する形で執筆しています。
全体の印象としては、傍証として興味深い。でも、ちょっとごちゃごちゃ入れ過ぎたかなという感じです。それから、著書の紹介という形であるため、孫引き（引用の引用）の箇所もあって、直接性に欠けるうらみが残る。でも、まあ、それを上回る、暴露された驚異的な事実…というところでしょうか。
１月１６日（水）
＊報告はまだ終わっていませんが、アメリカは重力コントロール装置を既に完成させ秘密裏にことを進めていることになる。情報操作によって一般人には知らせれていないことは多いのでしょう。反物質爆弾の話もあるし…。陰謀話のタネは尽きませんが、中には本当のこともあるのだろうと思う。だけど、よく分からない。感じるのは、もどかしさばかりですね。
１月１９日（土）
＊昨夜遅くInfo3報告の続きを書きながら、なんだ大したことないなあという気がしてきて、途中で頓挫しそうになったけど、頑張って仕上げました。私としては、現代宇宙論が、真空の空間自体がもっているゼロポイント・エネルギーを認め、その負のエネルギーが反重力（斥力）として働いていること、そして、その斥力が銀河を押さえつけ、その形態を保っているという考えに傾いていることの方に興味がいきました。暗黒物質説が後退し、空間自体に備わる斥力が登場したことに、プチ＝ユミット説への突破口が見えてきたからです。でも、双子宇宙論はまだ全然採り上げられていないようです。インフレーション宇宙論と結びつけて、斥力が登場しています。これからどう展開するのか楽しみです。
１月３１日（木）
＊ドイツ人GさんにInfo３の記事（もちろん原文）をコピーして渡しておいたのですが、感想を聞けました。
G：テーマがたくさんありすぎて、読みにくかったわ。宇宙論の話なんか特に。ニュートンからアインシュタインから出てきて。
私：最新の宇宙論まで扱っていますしね。この記事は、HPで詳しく紹介したんだけど反応ゼロでした。
G：そうねぇ…（と考え込む）。
私：読者は読んで驚いても、どう反応したらいいか分からなかったのかも。
G：そうかもしれない。
私：NASAに関して反物質爆弾のことも聞かされているし、今度は反重力装置の実用化ということで、戸惑うでしょうねぇ（と他人事のよう）。
G：反物質に関するシュタイナーの説が興味深かったわ。
私：あっ、あれは著者が、一応入れておこうという感じで、さほど適切な引用とは感じませんでした（ゆえに紹介では省略）。
反重力装置なんてSFのようだといいながら、でも頭から否定はしないGさんでした。このあと、ステルス機の製造費がバカ高いという話から、テクノロジーの発達は、いつも軍事開発から生じていることを確認しあいました。世界大戦があるたびに、航空技術が飛躍的に進歩する。宇宙飛行技術も、軍事と結びついている。なさけないけど、そうですねと私。軍事だと投資する金額が桁違いなので、進歩する。（というか、テクノロジーをつかさどるアーリマンは、まさに戦争と結びついているからだという言い方もできる）